2016-07-30

再現性

無意識という、帰納的に構築されつつある再現性の上に、
演繹的に構築される再現性が、意識だと言えるだろうか。

再現性という秩序への希求が生命なのだとすれば、
生命の延長線上には芸術が待っているだろうか。
自然がつくる秩序の中に、ある芸術性が見出されるのは
そういうことなのかもしれない。

認識が、入力された情報を圧縮することであり、
その圧縮のための符号化として再現性というパターンを
利用している、という理解が、生命とは秩序のことである、
を換言したものになるのだろう。

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