2019-03-18

腹痛

腹痛の苦痛に不屈の精神で耐え、普通どおりに振る舞う。

ふくつう、くつう、ふくつ、ふつう

2019-03-10

マナーとマンネリ

マナーmannerは守ってほしいけれども、マンネリmannerismは避けたい。

東浩紀がポストモダンとポストモダニズムを峻別していたのに通じる態度だ。

いずれも、固定化と発散の問題である。

イズムの安寧の内に留まる幸福に憧れる一方で、「すばらしい新世界」のジョンのように、不幸になる権利を要求したくなる衝動に駆られるところに、人間らしさというか、生命らしさがあるように思う。

2019-03-08

日本史のしくみ

林屋辰三郎、梅棹忠夫、山崎正和、上田正昭、司馬遼太郎、原田伴彦、村井康彦の対談集「日本史のしくみ」を読んだ。

タテの復興文化である変革はエネルギー論、ヨコの複製文化である情報はエントロピー論。

ある抽象度での詳細を捨象することによって、一つ上の抽象度での情報が現れるという統計力学的視点をもつことで理解されるのは、「歴史は抽象的に繰り返す」ということだ。

こういうものを構造と呼ぶのであろう。