2016-07-31

パートナーシップ

異なる人間同士の間でのパートナーシップとは、
センサ同士がコミュニケーションを通じてそれぞれの
センサ特性をキャリブレーションすることにより、
コンセンサスをつくり上げることだと言える。

横文字が多すぎるので、日本語に置き換えると、
「検知器同士が意思伝達を通じてそれぞれの
検知器特性を較正することにより、
合意をつくり上げることだと言える。」
になるが、いまいちニュアンスが変わってしまうように
思うし、わかりやすさは大差ない。
特に、「コンセンサス」を「合意」に置き換えてしまうと、
con-sensus=知覚の共有という感じがなくなる
気がしてならない。

コミュニケーションの形態は様々あるが、視覚、聴覚、
触覚、嗅覚、味覚という五感それぞれにおいて
キャリブレーションが可能であり、概ねこの順に親密度が
上がるように思われる。

人間の友情、恋愛、親子関係に限らず、LGBTや人間と動物の関係、
人間とロボットの関係等、センサ特性の差異の幅はそれぞれだし、
どの程度のキャリブレーションを目指すのかもそれぞれだが、
あらゆるパートナーシップは、始めに書いたものが大本に
あるという点では同じなのではなかろうか。

それは、先日デリケートな問題として取り上げた、ARやVRと
相模原の事件に対しても言えると思う。

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