2016-10-22

SAIKAWA_Day08

一文だけ選ぶのは難しいが、
「秩序という概念が、限りなく生命的ですね」
森博嗣「風は青海を渡るのか?」p.61
はとても気に入っている。
意識や生命とは何かということを理解したいという想い。
その理解するということそのものが秩序をつくる運動であり、それがまさに
意識や生命の何たるかにつながっている。

だけど、
ようするに、憧れている間は綺麗に見える。
同p.241
ということに違いなく、それを完全に理解したとみなすことはおそらく無意味であり、
悩み続けることによって、意識や生命は継続するものなのだと思う。
こちらの一文も捨て難かった。

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