2016-02-10

紙飛行機

紙飛行機製造工場がかっこいい。

紙飛行機と言えば森博嗣である。
というのも、毛利さんが宇宙に行ったときの
無重力空間における実験に関する懸賞問題で
紙飛行機の問題があって、森博嗣が正解したらしいのである。
浮遊工作室の該当ページに詳しい。
ダッチ・ロールの逆バージョンみたいなものだろうか。

その後、若田さん山崎さんも紙飛行機を飛ばしたらしく、
JAXAのウェブサイトにも解説が出ているが、森博嗣の回答とは違い、
揚力のみになることで円を描くように上昇する、という
ものになっている。つまり、ピッチ軸の安定が崩れるという説明だ。

若田さんの動画を見ると、確かに少し上向きに飛んでおり、
最後に少し回転するような傾向を示している。
おそらく紙飛行機の形状(後退角や尾翼の有無等)や船内の対流の影響が
大きいのだと思われるが、森博嗣の説明にあるロール軸の
不安定現象が卓越している動画を見てみたい。

この記事の写真を見ると、若田さんが投げていたような、紙を折り曲げた
紙飛行機ではなく、模型紙飛行機のようなので、挙動が相当に違うのかもしれない。

No comments:

Post a Comment