2015-06-01

必要

いつの時代も情報とエネルギィが必要とされてきた。

ものが増えすぎたために、一見すると必要なものまで
増えてきたように錯覚するが、つまるところ生き延びるのに
なくてはならないこの二つにこそ、対価を払うだけの価値がある。

情報を格納するための記憶媒体、
情報を伝達するための回線網、
情報を使用するための回路、
これらはいずれも、性能あたりの単価は
いずれ下がっていく。

情報それ自身は、発生源ではその価値が
認識されないのに、そのうち次第に価値を
帯びてくる。
不思議である。

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