2019-03-08

日本史のしくみ

林屋辰三郎、梅棹忠夫、山崎正和、上田正昭、司馬遼太郎、原田伴彦、村井康彦の対談集「日本史のしくみ」を読んだ。

タテの復興文化である変革はエネルギー論、ヨコの複製文化である情報はエントロピー論。

ある抽象度での詳細を捨象することによって、一つ上の抽象度での情報が現れるという統計力学的視点をもつことで理解されるのは、「歴史は抽象的に繰り返す」ということだ。

こういうものを構造と呼ぶのであろう。

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