2017-12-30

仲の良し悪し

仲の良し悪しというのは、判断基準のすり合わせが
できるかできないかの現れであるように思う。

元々判断基準が同じようであれば、仲が良いように
見えるだろうし、判断基準がずれていても、それを
すり合わせるためのコミュニケーションがとれる
関係は、仲が良いと言えるだろう。

逆に、仲が悪いというのは、ずれている判断基準を
すり合わせられないことであり、ずれの大きさや
すり合わせに掛けられる労力が関係することになる。

各々の判断基準は、仲の悪い相手以外の多くの人間
からも影響を受けながら変化しているのだから、
不仲には原因と言えるようなものはないのではないか
と思うが、一般的には、判断基準がすり合わせられて
いない判断の対象のことを「不仲の原因」と言うことが
多いように思われる。

No comments:

Post a Comment